私たちのこだわり

Philosophy

国産キャビアへのこだわり

日本国内に流通するキャビアの90%以上は海外から輸入されたものです。
本来キャビアは、採卵後数日で熟成した風味を感じられるようになり、日を重ねる毎においしさに深みを増していきますが、最長でも3週間程度でおいしさの限界を迎える程、鮮度を重要視する食材です。
一方輸入キャビアの大半は、採卵加工後長期保存の為に10%近い塩や保存料を添加され低温殺菌(パストライズ)処理を施し冷凍状態で流通しています。
HAL CAVIARは、短期間で消費していただく事を前提に生産したフレッシュキャビアです。貴重な抱卵魚から取り出した卵に、おいしさを引き出す為の、必要最低度の塩しか添加していないキャビアは、物理的に国内でしか流通出来ません。濃厚なバターやチーズの様に口の中でとろけるキャビア本来の味と食感をHAL CAVIARでお愉しみ下さい。

水へのこだわり

キャビアの味は、親であるチョウザメが育った環境で決まります。 世界でも有数の名水の産地「日本」でおいしいキャビアが採れるのは必然です。
HAL CAVARは、日本一水が綺麗でおいしい「奇跡の水」を求めて辿り着いた、当社養殖施設「HARUNO CAVIAR VALLEY」で育てあげたチョウザメの卵です。
最大のこだわりは、魚がおいしいと感じる水をふんだんに与える事。
HARUNO CAVIAR VALLEYでは、魚も人も同じ水を飲んで生活しています。南アルプスの山々と春野の自然に育まれた水は、魚にも人にもやさしいまろやかな味わいのおいしい水です。このおいしい水がふんだんに流れる池では、魚たちが楽しそうに伸び伸びと泳いでいます。我々の池で育った魚たちは、魚肉もキャビアも自然のミネラルをたっぷりと含んだ自信作です。

塩へのこだわり

世界には4,000種類以上の塩が流通しています。塩は、採取地や製法により各々違った特徴を持っています。キャビアも使用する塩と量により、全く異なった風味に仕上がります。例えば、塩味の強い塩を使ったキャビアは、アタックの強いキャビアになり、反対に旨味を長く感じる塩ではしっかりと余韻を楽しんでいただけるキャビアに仕上がります。
私共のこだわりは、お客様が、食べ方やお好みに合わせてセレクトされた塩を、お好みの濃度で添加され、お客様御自身の手でオリジナルキャビアに仕上げていただく事です。残念ながら、この作業は当社養殖施設まで足を運んでいただかなければ出来ない作業となります。 何故なら、活きた魚から取り出した直後のキャビアを時間を掛けず、魚が生きていた環境と同じ水で仕上げる事が、キャビアのおいしさを最大限に引き出す方法だからです。

おいしさへのこだわり

自然の環境に近い状態で育てられた魚たちは、どれも同じ状態では成長しません。1尾1尾が違う成長をしていく中、それぞれの状態に合わせて成長させた魚たちは、どれも違うコンディションで一番おいしい時期を迎えます。
一番おいしい状態の商品をお客様にお届けしたいから、たとえお客様をお待たせしても、我々がおいしさに納得できなければ商品をお届けする事は致しません。また、おいしさに対する研究も日夜続けています。
今日よりも明日、明日よりも明後日、決して現状に満足する事無く、日々おいしさへのこだわりを磨き続けています。